プロローグ
小学校を卒業するとき166cmで46kgだった私が減量を決意したのは、
2015年の2月。大学2年生を終えた春休みの事だった。
『20歳 168cm 87kg 健康の闇』
私はその当時毎日コンビニ弁当、コンビニの菓子パン、おにぎり、お菓子という食事。
そして、夜ふかし、徹夜で作業をすることが多く、不眠症が続くという生活をしていた。
体調に関しては体はだるく、風邪は引きやすく、歩く事が辛いのがしばしば。
当時の私は、あらゆる筋肉が脂肪に変わり、体が自分の体重を支えられなくなっていた。
30分歩くだけで息切れはするし、関節や骨から『ピキっパキっ』という
本来鳴ってはいけない音が鳴る事が日常茶飯事だったのである。
大学2年生の授業がすべておわり、さすがに健康的にまずいかも知れないという危機感から
体重計を購入する事に決めた。
購入して家に帰って測ってみると、そこで驚くべき体重になっていたのだった。
大学に入学した時点では 70kg だった。
それがなんと!なんと!2年間で 87kg になっていた。
小学校を卒業する時は46kgだった私が7年の時を経ると87kgになっていたのである。
私は焦った。以前から痩せていたわけではないが、87kgという数字。
確かに、鏡を見る事はなくても、自分のほっぺたの肉が見えるし
会話をしているだけで口の中をよく噛んだ。
お腹をへこまそうと力を下っ腹に入れても凹む事はないし
ジーンズをはけば、股擦れして穴が開きそうになっていた。
思い返せば6月から少し歩けば汗がとまることはなかったのであるが
暑いなーくらいで流していた昔の自分をこの時殴りたくなった。
体重を計測した事で自分の中で現状を認める事が出来、
改めて全てにおいて体調管理ができてないなとこの時に気づいたのである。
私は健康になる為にまずは減量を始める事にした。