決意から
ちょうど決意から1週間後
TVに出てお金をもらえるという アルバイトへ面接にいく機会があった。
私は面接の中で、何がきっかけだったのかは分からないが体重の事を惜しげもなく話したりした。
質問される中で、体重の事を放送してもいいのか等と言った質問に、
別に隠す必要もないですし、これが今の私なので、大丈夫です。といったような返答をしたと思う。
その面接では私が太っているのか、それともぽっちゃりなのか。
太っているとぽっちゃりの境界線はどこなのか。など
グループ面接で話す事になった。
後日今回は落選というメールが来たものの、
お話がしたいというお電話を頂き、関係者の方と電話でお話をする機会があった。
内容としては「体重を惜しげもなく明るく話す姿を見て違う形で出ませんか。」という話だった。
その電話では、
▼どれくらい食べるのか。
▽いつ頃から太っているのか。
▼太っていてマイナスに思った事はないのか。
▽太っているのに明るく振る舞える秘訣は何なのか。
などという質問を受け、
「太っている事に対して太っている人も、痩せている人も
マイナスな事を考えている人が多いと思うんですけど
その人達にooさんは希望を与えられると思うんですよね〜。」と言われた。
静かに聴いていたのだが、
電話応対をしてくださっている人がまず馬鹿にしているなという感想を持った。
私は話を流して聞く事にした。
そしてとりあえず、
「太っている人が全てマイナス思考ではないし、食べる事が好きで好んで食を楽しんで太っている人もいますし、環境も人それぞれですし、マイナス思考の方ばかりではないと思います。」と答えて、
次にダイエットをする気はないのか。と聴かれた時に、脳内では多分yesといったら
なくなるだろうなと察したけど、
「最近健康のためにダイエットを決意しました。」と正直に答える事にした。
理由としては、会話をしてる中で私が出させて貰っても
同じ現状の人の希望にはならないだろうし
むしろ偏見を持っている人はなに?この明るいデブぐらいで終わりそうだと思ったからである。
私は電話を終わらす方向に話を進めた。
考えた通り私がダイエットしてるんですよね。というと明らかに電話先の声が変わった。
一つ企画を失ったような。じゃあ、駄目だなといった声色。
本当にしてるんですか?と謎の確認をされたけれど、(企画出しに翻弄してるんだろうなと察したけれど)
他にも言葉の節々に悪意があるし、その人が関わる件で出させてもらったとして、
編集によってマイナス思考な人を傷つけかねないし、
そうなると自分にも色んなリスクがくるかもな。とめんどくさくなってきたので
それから、食事等を適当にはなして、電話を切る事になった。
切ったあとはすごく疲れたのを覚えている。今でもその選択をして良かったなと思う。