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決意して1週間

ー2015年2月25日ー

決意をして1週間経った頃、私は85kgになっていた。

ちょうどその頃、アルバイトで番組のアシスタントをして

3万円もらえるという面接にいく機会があり、面接の中で体重の事を惜しげもなく話した。

質問で体重の事を放送してもいいのか。と聴かれて、

別に隠す必要もないですし、これが今の私なので、大丈夫です。といったような返答をしたと思う。

その場の面接ではグループでしていたのだが、

私が太っているのか、それともぽっちゃりなのか。

ぽっちゃりの境界線はどこかといった話を全員でした事を覚えている。

後日今回は落選というメールが来たものの、

お話がしたいというお電話を頂き、番組の関係者の方と電話でお話をする機会があった。

内容としては「体重を惜しげもなく明るく話す姿を見て違う形ででませんか。」という話だった。

その電話では、

▼どれくらい食べるのか。

▼いつ頃から太っているのか。

▼太っていてマイナスに思った事はないのか。

▼太っているのに明るく振る舞える秘訣は何なのか。

などという質問を受け、

「太っている事に対して太っている人も痩せている人もマイナスな事を考えている人が多いと思うんですけど、その人達にooさんは希望を与えられると思うんですよね〜。」と言われた。

とりあえずは静かに最後まで聴いていて

電話応対をしてくださっている人がまず馬鹿にしているなという感想を持ったのだが

まあ、大抵の人がそうなんだろうなと流す事にした。

そして返答を求められたので、

「太っている人が全てマイナス思考ではないし、食べる事が好きで好んで色を楽しんで太っている人もいるし、各々の状況でやむ終えず太ってしまった人もいるし、全てがマイナスではないと思います。」

と答えた。

ダイエットをする気はないのか。と聴かれた時に、沢山の事が頭を駆け巡った。

脳内で多分yesといったら、ぽしゃるだろうなと思ったのだけれど、

最近健康のためにダイエットを決意しました。と正直に答える事にした。

もう会わないだろうし、

会話をしているうちに私がもし出させてもらったとしても

同じ状況の人の希望にはならないだろうし、むしろ不快感を感じさせてしまうかもしれない。

プラス偏見を持っている人には、何?この明るいデブ。としか思われないだろうと思ったからだった。

考えた通り、私がダイエットしてるんですよね。というと明らかに電話先の声が変わった。

企画を失ったような。じゃあ、駄目だなといった声色。

本当にしてるんですか?と謎の確認をされたのだが、

言葉の節々に悪意があったし、その人が関わる案件で出させてもらったとして、

編集や内容によってはむしろマイナス思考な人を傷つけかねない。

そうなると自分にも色んなリスクがくるかもな。とめんどくさくなってきたので

それから、食事等の話を適当にして、切る方向に話をした。

切ったあとはすごく疲れたのを覚えている。今でもその選択をして良かったなと思うのだけど、

世間は体重に厳しいと改めて痛感したのである。

そして同時期 私は、youtubeで色んな音楽を流しながら作業をする事が定番になっていた。


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